映画「沈黙-サイレンス-」を見てきました

私は遠藤周作さんのファン。
作品は多分全部読んでると思う。

私は無宗教だけれど、一番好きな「女の一生」を読んで、
どうしても大浦天主堂が見たい!!と、長崎まで行ってみたり、
エッセイで、美しい星が見れると知っては岡山県まで行ってみたり。
20代は遠藤さんの作品ばかり読んでたかな。


その遠藤さんの作品が映画化されると知ってからは、
狐狸庵先生もどれだけ喜ばれてるだろうと、私も公開を待ちに待ち、
ようやく昨日見に行くことができました。

6ac96ef226649ffa.jpg

遠藤さんは切支丹弾圧の作品もいくつかあるのだけど、
「沈黙」を読んだ20代の頃は、難しくて何を捉えていいのかわからなかった。
読後感はただただ、怒りと悲しみしかなかった記憶。

映画は、静かさと激しさ。
そして見終わった私の内側も、静かさと激しさでいっぱいだった。

エンドロールが流れても、多くの人のほとんどが立ち上がらなかった。
私も立ち上がらないというか、立ち上がれないほどだった。
エンドロールの時に流れるあの音がそうさせたのかもしれない。
きっとあの音は意図があったはず。


見終わってからは疑問もたくさん出てきた。
真理とはなんなのだろう。
信念とはなんなのだろう。
生死をかけそれが「裏切り」なのだとしても、なぜ転ばなかったのだろう。

もっともっと疑問が出てくる。
それぞれの役に対して、私ならどうするだろうか、と。


先週TVでたまたま監督のインタビューを見たんだけど、
「神に答えを求めるのではなく、自分の中に答えがある」
というようなことをおっしゃっていた。

映画を見る前に予告編の動画を見て、
パードレのセリフ「主よ、なぜあなたは黙ったままなのですか」に対し、
「それは自分の中にあるのでは」と、監督と同じように思った。

けれどね・・・
自分もそう思っても、監督がそう言っても、映画を見ると、
自分の中に答えがあるとしても、余りの切なさがこみ上げてしまう。

現代では想像を絶する拷問。
けれどこういう時代があったことを知るという大切さもだけど、
本当の自由とは何なのかと、
今の日本にも大切な問いではないかと思ってしまうのでした。


映画の最中は泣かなかったけれど、心の奥は静かに泣くような映画。
けれど下↓の予告編の最後に出る、

人間がこんなに哀しいのに
主よ 海があまりに碧いのです
              遠藤 周作


この文字は、映画を見ると泣けちゃいますね。
海でさえも答えてくれないこの問いに。


長くなりましたが、映画「沈黙-サイレンス-」お薦めです。





アニマルコミュニケーション/ヒーリングについてのお知らせはこちら→「最新のお知らせ」

オラクルカードのメッセージをTwitterでほぼ毎日お届けしてます。フォローしてくださいね^^→「chikuraのオラクルカードメッセージ on Twitter」


いつも応援ありがとうございます
↓クリックすると、あなたとペットちゃんに7分間ヒーリングが流れます

にほんブログ村 その他ペットブログ アニマルコミュニケーターへ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

Comment (2)

ひとこ #-

原作を読んでみたくなりました。
映画の予告動画を見ただけでも切なくなったのに、
本編を見たらどうなってしまうんだろうと・・・。

遠藤周作さんの言葉、何とも言えません。



2017/01/26 (Thu) 16:04 | URL | 編集 | 返信 | 
chikura">

chikura #-

ひとこさんへ

いつもコメントをありがとう~。

ぜひぜひ原作を読んでみてね。
私ももう一度読んでみようと思ってる。
そしてもう一度映画を見たい!!

予告動画は衝撃的なシーンを集めた感じはあるので、
(みんなそうだとは思うのだけど)
実際見てみるとそればかりではなくて。
でも切ないは切ないのだけど。
見終わった後は自分への問いは多くなった。
映画も、機会があったらぜひ見て欲しい。

遠藤さんの最後の言葉、たったこれだけで胸が痛むよね。
こういう表現の仕方が本当に大好き。
素晴らしい作家さんだったと思う。


2017/01/30 (Mon) 13:34 | URL | 編集 | chikuraさん">返信 | 
非公開コメント